「イスラム国(ISIS)」にリクルートの日本人大学生や、古書店の関係者の名前が公表されない訳は?

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東京都杉並区のシェアハウスに居た自殺願望の北大生が、東京・秋葉原の古書店の張り紙を見て、元同志社大教授の仲介で、戦闘員として勤務地シリアへ渡航しようとして、警視庁公安部に私戦予備・陰謀に関連して事情聴取を受けているそうです。(※シェアハウスは古書店関係者が所有のもの)

「イスラム国(ISIS)」に、日本人が加入計画をしたのは初の事例となります。
北海道大の男子学生(休学中の26歳)が、中東の過激派組織「イスラム国」に関連し、「私戦予備・陰謀事件」で警視庁公安部で”事情聴取”を受けています。

しかしいまだに、この日本人大学生(北海道大学を休学中)の名前が公表されない訳はどうしてなんでしょう。

そもそも、今までにこうした事案が無かったかと言うと、そんな事は無く、かつて「日本赤軍」(連合赤軍とは異なる)においては、「国際テロ組織」と認定され、取締りと逮捕の対象でした。

それに対し、「イスラム国(ISIS)」自体が国際的にも中東だけに』とどまらない「国際過激派組織」とされており、そこへの参加(リクルート)を行う目的で渡航を企てていた日本人大学生は「逮捕」ではなく”事情聴取”中であるとのことです。

この北大生の男性は、「大司教」と名乗る男の仲介で、すでにシリアへの渡航歴があり、イスラム教に改宗した元同志社大教授と出会い、この教授の手配で、トルコ経由でのシリア入りを計画していたとのこと。


男性は2014年10月7日にトルコに向け成田から出国する予定で旅券を入手していたが、すでに公安部は6日に関係先数カ所を家宅捜索して、学生の旅券を押収しているそうです。

「イスラム国への勧誘=シリア入り」を募るビラは、秋葉原の電気街にある古書店の入り口の左手側に貼ってあったそうです。



●「イスラム国(ISIS)」にリクルートの日本人大学生や、古書店の関係者の名前が公表されない訳は?
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「容疑」が固まらない現在においては、まだ”事情聴取”の段階で、学生の氏名などの公表に至っていはいないということらしいです。

当然、仲介を行った古書店の関係者についてもだと思われます。

しかし、「元同志社大教授」や一緒にシリアに行こうとした「フリージャーナリスト」は実名公表されていますが、この違いはなんででしょう?

新たな疑問が湧いてきましたが、この点は、また別の機会に!




▼私戦予備・陰謀罪って聞きなれないが?

「刑法第93条 私戦予備・陰謀罪」
「外国に対して私的に戦闘行為をする目的で予備または陰謀をした者」が対象で、3カ月以上5年以下の禁錮に処する、としている。
公安部は「適用事例はおそらくないが、国際的な動きに対応して捜査を進めた」と説明している。
今までも傭兵や民間軍事会社に所属し、海外での戦闘行為に加わった日本人は存在するが、本法律が適用となったことは無かった。



▼思想的背景や目的は?

警視庁公安部の事情聴取に対しては
「イスラム国に加わり、戦闘員として働く目的だった」
「就職活動がうまくいかなかった」
などと、淡々とと供述しているそうです。

7月ごろ、北海道から上京しシェアハウスに泊まった際
「本当は九州で死ぬつもりだった」

また8月ごろ、戦闘員として組織に加わろうとした理由について
「たぶん­、日本で生きていても、1~2年の間に自殺していたと思うんで...。」
「(自分が人を殺­すような場面になる時も、ためらいはないのか?)ためらいというよりは、起きたら、そ­れは喜ばしいこと」
「本当は九州で死ぬつもりだった」

一緒に「イスラム国」の支配地域に渡ろうとしたフリージャーナリスト常岡浩介氏(45)によると、
「友達、仕事、学業全てを捨て、北海道を出てきた。」
「シリアに行って死ぬためだ。日本にいても遅かれ早かれ自殺する」
と打ち明けたともいう。



▼「イスラム国」との仲介役は?

古書店関係者は、「自分を介せばシリアに入れる」と言う元大学教授を知人に紹介してもらった。
「実際に何人が渡航したのかは分からない」が、「面白そうだと思った」ので「イスラム国」に加わることを希望する人たちを紹介したと説明

公安部は古書店関係者の聴取から、6、7の両日、「イスラム国」の支配地域に入ったことがある元大学教授の都内の自宅など関係先3カ所を捜索し、元大学教授が実質的な仲介者ではないかとみて、事情聴取を行っている。

学生は「元教授から『イスラム国』はあなたを歓迎している、と言われた」と話している。

公安部は元教授が実際に学生を「イスラム国」側に仲介したとみている。

元大学教授が7日、朝日新聞の取材に応じ、「『イスラム国』の知り合いの司令官と連絡を取り、学生のシリア渡航計画を伝えた」と話した。
取材に応じたのは、イスラム法学が専門の元同志社大教授、中田考氏(54)で、イスラム思想の分野では国内屈指の研究者。
昨年3月以降、調査などで5回、「イスラム国」の支配地域に入り、現地の様子を発表している。

情報出典元:朝日新聞社など

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